アジアンな香りを漂わせるブランド「ヴィヴィアンタム(Vivienne Tam)」は、中国は広東省生まれのファッションデザイナー、ヴィヴィアン・タムによってスタートしました。
香港でデザインを学んだ後、ニューヨークに渡ったという経歴の持ち主ですが、なんと8歳の頃には、既に兄弟の服をデザインしていたとのこと。
彼女がデザインする二極性に満ちた作品(東洋対西洋、モダン対クラシックなど)は、そのカラフルなアジアンテイストとともに、一躍脚光を浴びました。
「ヴィヴィアンタム(Vivienne Tam)」ブランドとしての出発は、1990年のことです。
自らデザインした20着の服をひっさげて、彼女が香港からニューヨークにやってきて以来、9年後のことでした。
日本への展開は、1999年、神戸を皮切りにして、現在では東京など20店舗に及びます。
またセカンドブランドとして「VIVIENNE TAM RED DRAGON」や、幻想的なドレスラインを擁するなど、その常にモダンとトラディショナルなデザイン活動は、各所から注目を集めています。